どうも、morleyです。
前回、APC556にDSG(ダブルセクターギア)を組み込み数回ゲームで使ってみたのですが、度々給弾不良を起こすので改善していきたいと思います。
今回の給弾不良というのが「二重給弾」と呼ばれる一度の発射でBB弾が2発出てしまう現象で、当然BB弾はまともに飛びません。
原因はいろいろですがこのAPC556はインナーバレル交換と同時にホップパッキンも変更してるのでそのあたりが原因のようです。
しかし、DSGを組む前は二重給弾なんてなかったんですが不思議ですね…
とりあえず考えられる原因を考えてみます。
シングルセクターギアからダブルセクターギアに変更するにあたって入れ替えたパーツは
① セクターギア
② タペットプレート
③ タペットリターンスプリング
④ ピストンとピストンヘッド
この辺りですが給弾に関係ありそうなのは②と③だと当たりを付けてもう一度各部動作の確認とノズル後退量が十分か、ノズルの前進タイミングは最適か… など考えられる部分を入念に再度点検していきます。
DE純正タペットプレートとSHS ダブルセクターギアに付属しているタペットプレートを比較してみたのですが…
うーん…
どこも問題ないように見えます。
原因がメカボックス側ではないとなると他に考えるべきはマガジン、BB弾の質ですが、マガジンは純正で今まで普通に給弾できていたし弾はG&Gで今まで不具合が起きたことはありませんでした。
残るはチャンバー関係か…
インナーバレルは東京マルイ純正の真鍮バレルを150㎜にカットしてホップパッキンは宮川ゴムのシリコンをセットしています。
チャンバーからバレルを抜き取り給弾口からBB弾の通りを見てみます。
ホップパッキンは各メーカー硬度は選べますが給弾口の大きさやリップの厚み、長さ等各メーカーごとに微妙に違うことが多く弾が通りやすかったりちょっと抵抗があったりと様々なので組み合わせるインナーバレルとチャンバー、BB弾を押し込むノズルの長さ等、給弾不良に絡んでくる要素が多くなります。
なのでまずは今の組み合わせが正常給弾するのに大丈夫な組み合わせなのかを検証していきます。
ここで再度、二重給弾はどのようにして起こるのかを考えたのですが、要はノズルが後退し前進するまでに余計にBB弾がチャンバー内に送り込まれることで発生します。
ウェブで検索すると二重給弾の対策も結構見られますが原因は個体ごとに違っているようなので結局これをやれば大丈夫!的なのはなさそうです。
今回はホップパッキンを変更しているのでパッキンのBB弾の通りを検証します。
現在組んでいるホップパッキンは宮川ゴムのシリコン(半透明のヤツ)ですが、インナーバレルにパッキンをセットした状態でBB弾を載せてみます。
電動ガンを動かしたときにはマガジンからチャンバーを通りこの位置でBB弾は止まり、最終的にノズルに押し込まれて発射されます。
ためしにちょっと押してみたら抵抗なくインナーバレルに落ちていきました…
もし、BB弾がこの位置で保持されず素通りしてしまえばマガジンスプリングの押し上げる力で余計にBB弾がチャンバー内に送り込まれてしまい二重給弾になる可能性もあると思い…
余っていたホップパッキンをいくつか試し、ちょっと汚いですが一番弾抜けに抵抗があったメイプルリーフのパッキンで再度組みました。
このパッキンはちょっと押したぐらいでは弾が抜けず、以前、別のエアソフトガンに組んだ時はどう組み直しても弾が詰まってしまったパッキンですが試射してみると…
うん…
絶好調!
初速も落ちることなく、バラツキもなく意外とアッサリ解決したようですが、今後ゲームに持ち出して経過観察といったところですね。
今日はここまで!
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