どうも、morleyです
「CYMA MDT HS3」を引き続き調整していきます。
前回まではチャンバー関係とシリンダーの動きを良くするための調整(削り)を行いました
今回はシリンダー内部の調整とトリガー周りを見ていきたいと思います。
シリンダーを引き抜くには数点パーツを外さなければいけないので外していきます
まずはローディングエスカレーターを外します
3本のネジで取り付けてあります
次にノズルプレートを外します
C型のクリップを外しノズルから抜きます
シリンダーリリースレバーを抜くとシリンダーが引き抜けるようになります
今回トリガーユニットも分解するので前後2本のネジを緩めて外します
シリンダーを引き抜くとこんな感じでもうすでにシリンダーは傷だらけですがとりあえずこのままで調整後に引っ掛かりがあるようなら磨いてみます。
シリンダーの形はVSRと径は同じですが少し短く、L96と長さは同じですが径は太いといった感じで互換はなしですね。
シリンダーヘッドは封印ピンとかはなく先の細いペンチを穴にあてて捻ればそのまま外せます
ノズルにもネジ山が切ってありますが別パーツでノズル長の調整ができるのか、他の調整できるモデルと共通なのか…
ピストンヘッドはこんな感じでエアブレーキの突起などはありません
シリンダーの中身はこんな感じでピストンやスプリングガイドの色がCYMAって感じがします(笑)
0.25g以上のBB弾を飛ばしたいのでピストンにすでに適当にハンダを巻き付けピストン重量を少し重くしてます
以前、ハンダではなく薄い鉛の板を巻いてみたのですがコッキング、発射を繰り返すうちにシリンダーの中で変形して動かせなくなったのでハンダを巻くのがいいかなと思います
また、シリンダー内の気密が正常か試してみるとピストンOリングから空気ダダ漏れで、エアコッキングガンとしては少しの空気も漏らしたくないのでピストンOリングを交換します
G.A.W FRUS-Oリング
シリンダー径はVSR10と同じなのでこちらで大丈夫です
これでシリンダー気密問題はクリアです
シリンダー内部とピストンOリングにはタミヤのセラグリスを塗ってシリンダーヘッドを閉めます
次にトリガーユニットを開けてみます
が…
トリガーユニットを閉める5本のネジのうち2本の頭が取れてしまいました
緩める時も特に固い印象はなく、軽くひねったらポロリだったのですでにねじ切れていた感じですね
このあたりもCYMAらしさがあっていいと思ってます(笑)
内部は東京マルイ L96のセーフティレバーありといった感じですが、東京マルイのようなトリガーの調整機能はありません。
試しに東京マルイのL96のトリガーユニットを取り付けて動かしてみたところ、コッキング、発射はできますがシリンダーの動きがかなり固くなるので変更はオススメしません。
もしやるなら結構大規模な調整が必要かなと思います。
一通り見て特に異常はなかったので各部グリスアップしてトリガーユニットを閉めます
この時点で(レシーバーにトリガーユニットが付いてない状態)シリンダーの動きを確認してみると抵抗もなくスルスルと動いたので調整がうまくいったかな?と思ってましたが…
トリガーユニットを取り付けてコッキングしてみるとなんか抵抗がありスムーズな動きではなくなったので(これでも最初よりはかなりマシ)何が原因か探ってみるとトリガーユニットの取付の高さで動きが変わることが判明しました!
なので
トリガーユニットの取付ネジ周辺にアルミテープを貼り高さ調整をしてみます
多少改善されましたがまだシリンダーの動きがシブいですね(実は原因は他にありました)
現時点でいったん組み上げて初速を測ります。
計測用のBB弾は東京マルイのPERFECT HIT 0.2gです
まずはノンHOP
インナーバレルが長いのでノンHOPが最大初速になりそうです
HOPダイヤルを回しながら計測していきますが上の初速を超えることはありませんでした。
ここでいったん調整は区切り、ゲームに持ち出してみようと思います。
今日はここまで!
コメント