どうも、morleyです。
今回は本来なら早めにやっておくべきだったVSR-10のシリンダーを開封しました。
なぜ早めにやっておっくべきだったかと言うと。
コレ ↓
シリンダーを本体から外し見てみると…
ピストンに無数のキズが…
実はコレ、製造工程でシリンダーに穴を開けたときにできるバリによるもので、このまま何も処置をせず使い続けるとピストンやピストンヘッドのOリングが傷つきまくってやがてシリンダー内の気密が取れなくなり初速低下の原因になったりします。
なので早めにこの部分のバリをとっておこうということです。
シリンダーを外したいのでまずはストックとトリガーユニット、バレルアッセンブリーを外します。
結構簡単で本体底面のネジを2本外すだけです。
シリンダーを外すときは、
このレバーを下に押し下げます。
レバーを下げたらゆっくりシリンダーを引き抜きましょう。
バリ取りの作業をするにあたってシリンダーを分解しないといけないのですが、画像赤丸の部分に分解防止のピンが刺さってます。
なのでこれをドリルでゴリゴリ削っていきましょう。
手順としては
① ルーターでくぼみをつける(ドリルガイド用)
② 1.5㎜のドリルで穴を開ける(簡単に貫通はしないけどある程度でとめる)
③ 3㎜のドリルで削る(ある程度削ったら進まなくなるのでそこまで)
こんな感じで削れたらシリンダーヘッドを外します。
外し方はペットボトルの蓋を開けるようにひねります。
結構固いので専用のオープナーとかがあったりしますが、ゴムシートとかをあててひねれば結構すんなり回ってくれます。
ドリルを使ってピンを外しているのでシリンダーヘッドのネジきり部分にもバリが発生しましたので棒やすりでやさしくバリ取りを行いましょう。
シリンダーヘッドが外れたら中のピストン、スプリング、スプリングガイドも取り外しましょう。
外したらピストンの状態を見ておきます。
がりがりに削れてますね…
こっちも結構イッテマスネ。
確認ができたのでシリンダーのバリを除去していきましょう。
まあまあの感じでバリがありますので平たい棒ヤスリで力を入れ過ぎず均すように削っていきます。
ここでの注意点でやすりを奥まで入れすぎるとシリンダー内部を傷つけてしまう恐れがあるのでゆっくり慎重にやすり掛けしましょう。
指で触ってみて引っ掛かりがなくなればOKです。
金属の削りカスがでますので入念に洗浄し再度グリスアップをして元の状態に組付ければ作業終了です。
今回の作業はトイガンの一番大事な部分にドリルを使う作業だったためかなりドキドキしながら作業しました.
必ずやらなければならない作業ではないですが、やっといた方がいい作業としてご紹介しました。
やっぱりいい状態で長く使いたいですからね(笑)
今日はここまで!
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