電動ガンカスタム メカボックスメンテナンスとピストン変更

トイガン カスタム
完成。 グリップが変わっとる。

どうも、morleyです。

今回は、電動M4のメカボックスのメンテナンスとピストン、ピストンヘッドを変更しました。

この電動M4はワタシがサバゲーをはじめるにあたり購入した東京マルイのスタンダードM4A1だったのですが、カスタムをはじめた当初の無知さと度重なる実験、検証により破壊と再生を繰り返したトイガンです。

今となってはマルイ部品はインナーバレルとモーターだけになってしまいました。

ワタシのサバ活のお供。

ワタシの中ではサバイバルゲームに特化したトイガンなので、実銃に沿ったリアルさとかセオリーとかはいっさい無視した構成です。

2019.11時点での構成

外装

・CYMA メタルフレーム(上下違うトイガンの物です。)

・G&G CM16SRLハンドガード、アウターバレル

・メーカー不明 部屋に転がってたアルミハイダー

・メーカー不明 PTSタイプグリップ

・VFC アルミストックパイプ

・PTS エンハンスドポリマーストック

・自作 木製トリガーガード(ローズウッド)

・アルミフォアグリップ

内部構成

・CYMAメカボックス

・東京マルイ EG1000モーター

・東京マルイ 真鍮インナーバレル

・部屋に転がってたメタルチャンバー

・セクターギアの歯カット(引1、解放2)

・自作FET

・イーグル模型 シリコン銀コード 16ゲージ

こんな感じの構成になっております。

部品単体では比較的入手しやすく安価なものですので、トイガン本体の価格に換算してもお安いものではないでしょうか。

まぁ、値段が全てではないですけどね(笑) ワタシが気に入っていればいいんです。

本題です。

このメカボックスを入手したときに、シム調整と自作FETの作成、それに伴い配線の引き直しは行っていたのですが、ピストンとピストンヘッドをACE1の物に交換したくなったので、一度メカボックス内部を組み直そうと思いバラしました。

作業台がせまい…

ガワが黒く塗装されたメカボックスですが、内側まで塗料が飛んどる…

画像右上に関係ないグリップが映っていますが後ほどステッピング加工を施して組みました。

塗料ハンパない…

どうやったらこうなるのでしょうか…

こっちはまだマシ。

こっちはまだマシに見えますが、軸受けが変な付き方してるので外していきます。

かなりがっちりでした。

ポンチでたたくのですが、かなりガチガチについていてメカボが割れないか心配になるレベルでした。

無事に外れました。

好き嫌いはあると思いますが、軸受けにグリスが溜まるように溝が彫られているタイプの軸受けです。

取り付け部の接着剤てんこ盛り。

デザインナイフやカッターで軸受取り付け部に残った接着剤をきれいに取り除きます。

この後、メカボックスと軸受を洗うのですが、パーツクリーナーとかで残ったグリスを綺麗に取り除くのが一般的ですが、ワタシは中性洗剤と歯ブラシでいきました。

今回の主役、ACE1のピストンとピストンヘッド。

今回組付けるのは「ACE1」の「14Tメタル歯ピストン」と「アルミピストンヘッド」です。

この二つを組む目的は、純正樹脂ピストンと比べてピストン重量が増えることによってピストンの前進スピードが遅くなり、シリンダー内の空気を「弾く」から、「押し出す」ようにすることで伸びのある弾道になればいいなというものです。

新たに社外品のピストンを組み込むときの注意点ですが、ピストン自体のレールの幅とメカボ側のレールの幅が合ってないことが結構あるのでピストンにヘッドを組んだ状態でカラのメカボに入れてみてピストンがスムーズに動くか確認して下さい。

ちょっとでも引っ掛かりがあったら調整しましょう。

ワタシのは仮組したら全然動かなかったので、メカボ側のレールの凸部分を削りました。

真ん中の凸の部分を削る。

今回のピストンもそうですが、電動ガンのカスタムをするときは必ず何らかの調整が必要になってきますが、ここを怠るとせっかくカスタムした電動ガンがすぐぶっ壊れますので慎重かつ大胆に削ったり盛ったりして調整しましょう。

次に先ほど洗浄した軸受けを取り付けるのですが、必ずメカボックスに接着剤で平行になるよう取り付けます。

軸受けを取り付けるための専用の治具があるようですが、そんなものは持ってないので要らなくなったスパーギアのシャフトの長いほうを利用して取り付けます。

(画像撮ってなかった…)

あんま変わってない。

で、軸受けを取り付けたとこです。

次にピストンとセクターギアの噛み合いを見ていきます。

ピストンの歯とセクターギアの歯が微妙に合ってない。

ここが合ってないとピストンの歯に変な方向の力が加わりピストンクラッシュの原因になりますのでちゃんと噛み合うように調整します。

もう少しピストン位置を後ろに下げたいので

スポンジシートを貼る。

シリンダーヘッドにスポンジシート5mmを貼り付けました。

これでバッチリ噛み合うようになりました。(また画像ない)

この調整にはいろんなやり方があるようですが、個々の個体差もあるのと、目的に合った調整方法でお願いします。

部品がきれいだと心もキレイになった気がする。

ついでに汚れていたシリンダーをピカールで磨きました。

後は、各部グリスアップして組み直していきます。

グリスアップの画像は集中しすぎて撮り忘れましたが、グリスアップの基本は「薄くまんべんなく」です。

それと、部品の素材にと目的に合ったグリスを選択して下さい。

グリスや塗り方で電動ガンの動きも変わってきますのでここは慎重に選びたいとこです。

基本は東京マルイのシリコングリスと高粘度グリスでいいと思いますが、ワタシはギアなど金属が触れ合う部分には「PAPAコーポレーションのスーパーゾイルグリス」、シリンダー内部やゴム部品がある部分にはホームセンターとかで売ってあるシリコングリスを使っています。

スーパーゾイルグリスは「金属表面改質剤配合・消音グリス」となっており、確かに塗った後しばらく動かすとギアの駆動音がある程度までは小さくなり結構いいです。

ただし、ゴムや樹脂に付着すると良くないみたいなのでその辺は注意が必要です。

完成

メカボックス完成です。

後はフレームに組み込んで完成、試射して弾速を見ていきたいと思います。

ノンホップ

G&Gのバイオ弾 0.2gで計測しました。

ACE1のピストン、ピストンヘッドを組むまえは初速が90m/sぐらいだったので、5m/sぐらいは下がりました。

これはピストンの前進スピードが下がったここと、ギアの歯の噛み合い調整でシリンダーヘッドにスポンジシートを貼ったことにより、シリンダー内の空気の容量が減ったためかと思われます。

適正ホップ

前回、メイプルリーフの押しゴムを組んだので適正HOPでもほとんど初速の変化はありませんでした。

(これ以上HOPをかけると詰まりました。)

サバゲーで使うには十分な初速ですね。

完成。
グリップが変わっとる。

次回、ゲームに持っていって弾道の確認をしたいと思います。

また、カスタムは「組んで検証」、「破壊と創造」ですので、根気がいるめんどくさい作業になります。

それでも好きなんだよね…(笑)

最後の画像はグリップが変わってますが、ステッピング加工を施した物で、その様子も次回書きます。

今日はここまで!

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